現在、新築の建築物は1981年の新耐震設計基準によって設計されています。
1995年に発生した阪神・淡路大震災により、旧基準で設計された建物の耐震性能が劣っていることがわかり、また近年も震度5以上の大地震が頻繁におこっているため、耐震改修の必要性がなお一層高まっています。
私どもでは、地震に対する安全の提供、そしてお客様の要求に合わせた補強計画を立案し、利用者への配慮をしながら工事を進めさせていただきます。
また耐震補強工事に伴い、内外装工事が発生する場合についても、積極的に改修計画のご相談に対応させていただきます。
耐震診断から耐震補強工事への流れ
顧客打ち合わせ | 予備調査チェックシートに則りヒアリングを行います。 |
建物調査 (一次診断) | 建物の調査・診断・設計図書の確認を行います。 |
建物一次診断 報告書提出 | 診断結果・所見・概算費用見積を提出いたします。 |
建物調査 (二次診断) | 建物のコンクリートコア抜き作業や鉄筋探査を行い、コンクリート中性化と鉄筋位置の確認をします。採取により、建物の耐震性能をIS値にて算定し、判定いたします。 |
建物二次診断 報告書提出 | 耐震性能の報告。補強・建替えの提案をします。 |
耐震補強工事 見積 | 建物に沿った最適工法、最新技術、適正見積を提供いたします。 |
工 事 契 約 | |
施 工 | 安全・安心・心のこもった施工を行い、高品質・最短工期をお約束いたします。 |
耐震補強の施工部位と工法
主な耐震工法の比較表 | 長 所 | 短 所 |
耐震壁増設補強 | 比較的安価。一般的な工法 | 明かりが取れない。 施工時、埃・騒音・振動が発生する。 |
耐震スリット | 特に安価。 骨組みである柱と梁を守り、最も一般的な工法 | 施工時、埃・騒音・振動が発生する。 |
枠付鉄骨ブレース補強 | 明かりが取れるので窓廻りの補強に適している。 | 鉄骨の材料の納期に時間がかかる。 |
外付け鋼板コンクリート補強 | 外付け工法となり内部での施工が無い為、居ながら作業に適している。 | 鋼板材料の納期に、多少時間がかかる。 |
鋼板巻補強 | 柱を鋼板にて包み込むため、強度が出易く、比較的安価である。 | 補強前より柱が太くなる。 |
繊維シート巻補強 | 柱にシートを巻きつける補強方法のため、補強前と補強後で柱の太さが変らず、元々のデザインを損なわない。 | 施工中の接着剤の強い臭気が発生する。 |
包帯巻補強 ( SRF工法 ) | 高延性材の帯を巻きつける補強方法のため、補強前と補強後で柱の太さが変らず、元々のデザインを損なわない。 狭いスペースでも施工に適し、無臭で作業できる。 | 仕上材の保護が必要となる。 |
鋼板巻補強
鋼板取付
鋼板ジョイント溶接
鋼板取付完了
包帯巻補強
梁繊維シート巻補強
繊維シート用穴開け
繊維シート巻付け
繊維シート巻完了
コンクリート壁増し打ち補強
アンカー・配筋完了
型枠完了
コンクリート完了
枠付鉄骨ブレース補強
before
after
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after
外付け鋼板コンクリート補強
before
after
before
after